賢人の手帳術

 

賢人の手帳術

「賢人の手帳術」。

図書館の返却本があつまる返却台を見ていたら、手帳本があった。

糸井重里さんをはじめ、小室淑恵さん、景山さん、佐久間さんと、ほぼオリジナルの手帳をだしている方。

秋は新作手帳の季節。

毎年手帳を買うが、特に「この手帳のファン!」というわけではないので、毎年売り場をさまよいながら決めている。

この本を借りた誰かも新しい手帳を探しているのかもしれない。

ちょうど「手帳を変えようか」、と思っていたところだったので、借りて読んでみた。

糸井さんは、手帳を語る言葉に余裕があって、なんだかかっこいい。

 

自由を感じる。

小室さんは「1年のはじめのホリデイリスト」がいい。年始に真剣に遊ぶ計画を立てるって新鮮。

本の中で、唯一自分の手帳をだしていない八代弁護士は、クオバディスを愛用。綺麗な手帳に几帳面に記入してあって仕上がっている。

佐久間さんはジブン手帳発起人。手帳に人生の記録を刻むことにこだわりがあるようだけど、キブンも記録できるなんて知らなかった。

この本の発行は2012年。

手帳が盛り上がってきた頃。

この本にとりあげられた方は、今はどんな風に手帳と向き合っているんだろう。

ワークライフバランス手帳は販売が取りやめられたということで、デジタルにむかっていったのかもしれない。ワークライフバランスは一人では達成できない。誰かと予定を共有するにはデジタルが便利だろう。

自分のために徹底的に使い込むのが「手帳」なのかもしれない。