もう一度「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」 を読んでみる

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ

さて、お正月3が日過ぎてから言うのもなんなんですが、やっぱり言いたいので書きます。

「新年あけましておめでとうございます。」

年始一発目の挨拶はやっぱりこれですね。

 

そして、今週のお題「2017年にやりたいこと」にのっかって、抱負を述べるとするならば、「完読」してもらえる文章をかけるようになることです。

 

最初、今年の抱負なんて、まったく考えていませんでした。ただ、今年の初詣は、年末TV番組でやってた「神社での正しいお参りの方法」でお参りしよう、とは思ってて、願い事を組み立てたらでてきちゃったんです。この、「神社での正しいお参りの方法」、TVで紹介された方法では、「自分の名前、住所、生年月日」「去年の報告・感謝」、「今年の抱負」、「願い事」の順にお願いするんだということで、参拝の順番待ちをしながら、なにを神様に伝えるか考えていました。最後の「願い事」は、健康第一ということで「健やかにすごせますように」で締めるとして、今年の抱負はまったく考えていなかった。さて、どうしよう。

収入上げたい?これじゃ俗っぽくすぎる?

年末腰痛に悩まされたからやっぱり健康を2回押し?

自分じゃなくて家族?

対象人数多くしといたほうがお得?

抱負なのか欲望なのかよく分からないものが心の中にがブワっとわいた後、多くを望んだら神様に嫌われちゃうような気が急にしてきて、ウンウンと自分の気持ちに整合性がとれるようになんとかひとつにしぼりました。

それが、今年こそはアウトプットしていきます!です。

 

文章を書きたいんです。エッセイやら新聞を読みながら、私もまとまった文章を作って伝えることができたら、とずっと思っています。でも、去年はできなかった。おととしも、その前の年も。1年ぐらい書き続けたのは10年前の産休期間ぐらい。今は時間がない?それとも、書くスピードが遅いから?文章のテーマが決まらないまま書き始めたり、書きながら、他のテーマにしてみようと寄り道するから?なぜできなかったのか、反省してみることにしました。

いや、去年、一時期やたら書いていたときもあった。なにやら書いてた。会社の昼休みに携帯にキーボードを接続して、何回も推敲してた。ちゃんとした文章を書こうとそれなりにやっていた。文章本もいくつか読んでたし。

 

去年読んだ本で記憶に残っているのがこの本。

去年の夏ごろ、電子書籍で買った本。インプレスのホームページの宣伝をみて、おもしろそうだなー、と思って書ってみんだっけ。ipodのような小さな端末でも読みやすい体裁で、文例がナタリー調のエンタメ中心のゆるーい感じでしかもコミカル、ついついマクドナルドで一気読みするぐらい面白かった。

読後は興奮していたのに、文章を書くという衝動にはなったが、書き続けることにはつながらなかった。結局、推敲、推敲で、作法に縛られて疲れちゃったのかな。年始の仕事帰り、電車の中で、この「新しい文章力の教室」をぼんやり読み返していました。

 

書くことはあとからでも教えられるが、好きになることは教えられない。

これ、ぐっときたなぁ。書くことは教わることができるんだ。

よい文章は完読される文章である

「完読」。「カンドク」。とてもかっこよい響き。この本ではじめて出会ったかもしれない。

 

第2章からは「完読」されるための文章術がたっぷり。ニュースサイトの文章や新聞の文章は、切れがよくて読みやすい。こういった秘訣があるのかと、どれも納得しながら読んでた。逆に、この本に載っているようなことが守られた文章じゃないと披露できる文章じゃない!というような感覚をもっちゃったのかなぁ。今年のこの文章もひどく時間かかってる。上下にスクロールして何度も文の流れを確認したり、書こうにも適当な日本語が浮かばなかったり。疲れる。でも、やっぱトレーニングなんだよなぁ。パラパラと見出しを読み飛ばしながら、本に書いてあることは文章を書く上で大事なことばっかりだよなぁ、と思う。そう、完読。最後まで読んでもらうこと。

 

まずは第1章の「文章の骨組み」をはずさないところからもう一度はじめてみよう。

見失いそうになったら、おいしく完食できるラーメンを思い出して

グビっと下までスクロールしてもらいたい。

 

せっかく年始のお参りついでに去年の失敗の整理したのだから、「完読」してもらえる文章をかけるように頑張ります。